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Moto 360 Womenを半年使ってみた

ガジェット

Android Wear / Moto 360 Women

去年末から、Android Wearを利用している。【使ってみた!】みたいな記事を発売3日後などみ見たりもするけれど「3日で何がわかるというのか?」派なので(※というのは遅筆の言い訳なだけだけれど)、半年近く毎日使った使用感を書いてみる。海の向こうではGoogle I/Oが開催されてるから、全体から今更感が漂うけどね!

ことの発端

そもそも、なぜAndroid Wearなのか。

実は、去年末に(やっと)メインの携帯をガラケーからXperiaに変更したのだ。もともとiPhone(6 Plus)を検証用に持っていたのだけれど、見た目的にNokiaWindows Phone、Lumiaが欲しくてずっと待っていたかたち。ところが、待てど暮らせど日本ではWindows Phoneが売られる気配がない。痺れを切らしWindows Phoneを諦めAndroid端末にしよう、と決めたわけだ。

散々待っていたのもあり、ここまで来たならせっかくなので小型のものを……と【Compact】と付く端末の発売を待っていたところ、まさにNokiaから出たのか?というほどビビッドカラーXperia Z5 Compactの販売が決定したので、意気揚々とメインケータイを乗り換えたのがはじまり。

職業柄、スマートウォッチなど販売されたとなれば皆いちように「早く体験しておかないと〜!」となるわけだが……

Moto 360にした理由

「スマートウォッチ」というと、まだまだみんなApple Watchを挙げる気がする。でも、私がどうしても解せなかったのが四角いウォッチフェイス。ぜんぜんグッとこない。

最近、とくにスマホ普及以降、人々は腕時計をしなくなったそうだ。ポケットからケータイを取り出せばすぐに時間が目に入る。これが腕時計の立場を取って代わってしまったそう。ところが私は普段から腕時計をしている。なんなら服に(色を)合わせて付け替える。どちらかというと、ファッションアイテムの一部なわけだ。

そんな私にとって、スマートウォッチは「新しいデバイス」ではなく「置き換え」。ファッションの一部に馴染まないものなら要らない。そういう印象だった。そんな折に出てきたのがMoto 360 Women。プロモーション記事などで出てきた写真で一目惚れ。これなら楽しんで付けられる!!しかもAndroid Wear!(※私はAppleよりもGoogleが好き)

こうしてMoto 360 Womenを選んだのだ。

肝心の使用感

見た目はいいものの。使用感の方はどうなのか。

正直な話、わくわくと開けて、つけてみても、ぜんぜんよさはわからなかった。1ヶ月くらいは。だって私はもともと腕時計を使っていた(ただの置き換えだった)から。

友人らに「スマートウォッチ、どう?」と聞かれたところで、「んー、何かの通知が来るとブッてなるから判り易いってだけですよ」と答えるにとどまるのみ。本当によくわからない。同僚たちは、前述の「普段時計をしないひとたち」だ。Apple Watchを早いうちに買った彼らは、「普段時計がここ(腕)にないから、とても便利だった」と言っていた。いや、私は普段から腕時計をしていたから……(ry

ただ、1ヶ月くらいは。

なんでだろう、1ヶ月くらいを越えた頃に、無いと不便に感じるようになってきた。

ただ、なにが便利なのかと考えると、スマートウォッチが便利なわけではないようだ。どうも「通知」が便利だと感じているらしい。もっと言うと、通知に対応しているアプリが便利なようだ。便利だと感じたアプリと通知の関係の内訳を見てみると、以下の通り。

  • Googleカレンダーの通知
    • 予定時間直前にブッと鳴る
  • Yahooの各種アプリ
    • 天気:雨雲接近で通知が来る
    • 防災速報:緊急速報などが届く
  • Google Play Musicのコントロール
    • 音楽が鳴っている時には、ウォッチフェイスにアルバムジャケットが表示されてちょっとオシャレ
  • 歩数計ライフログ

そもそもあまりAndroidに入れているアプリが少ないのもあり、以上くらいしかオススメを言えないのが現状。最後の歩数計なんて、スマホの結果を表示するのみ(※ただしMotorola製品には脈拍センサーが付いているので、スマホよりは優秀)。これらすべて、どう考えてもAndroid Wearが素晴らしいのではなく、Androidへの通知が多少整形されて表示されるだけ……?という結論に至っている。まあAndroid Wear本体に機能をもっているのではなく、Androidを遠隔操作する端末、と思えば正しいものなわけだけれど。

ちなみに、Googleマップで徒歩経路検索をすると、経路が手もとに表示されたりするのが「おおー!近未来!!」と感動したり、時計に向かって懐かしのヒーローよろしく「OK Google!」と喋りかけると検索してくれたりもするけれど、個人的な感想としては、地図は大きく全体像が見えたほうが便利だし、検索結果はAndroidに表示されるし、まあそんなもんよね、、、と苦笑する。

ただなぜか、つけていないと心配になるのが不思議。確かに、バッグに無造作に突っ込んで奥深くに行ってしまったAndroidを探すよりかは、遥かに楽。多分、その程度。

また、ウォッチフェイスがたくさん提供されているので、先述のとおりファッションの一部の「腕時計」として着用する場合には楽しめる。

ただ、それだけなのだ。全面的に、全力でオススメできるものではないけれど、買って損だったか?と言われればそうでもない気がする。

使ってみて夢想するスマート○○の形

普段から腕時計を使っていた私なわけだけれど、それでも忘れて出てしまうことがある。家を出て10mも過ぎる頃に、「ハッ」と気付く。そのキッカケは、時計のない腕のモヤモヤ感などではなく、朝イチで移動をしながら確認するAndroidへの通知のチェック、が「腕元でできない」ということで気付けるわけだ。

毎日使っているものであっても忘れてしまうような人に、追加で何かを付けるというのは難しいように思う。たとえどんなに素晴らしいものであっても。とても便利なケータイでも、忘れる人もいるでしょう?そういうこと。

よくSFの映画で見るような、視界にオーバーレイするような情報端末があると便利だなー、と私も思う。そうなると、○○グラスのようになるんじゃないかなと安直に想像する。ただ、私の場合は眼鏡を掛けないので、それだけで鬱陶しくなってしまうだろう。ならば音で?とも考えるけれど、ヘッドホンを普段から使用している身から考えてみるも、常用するには(機能的に)重すぎると思う。

負担にならないサイズで、ファッションの一部になるようなもの、かつ普段から付けたくなるようなものならば良いのかなと感じた。ただまだ、通知として以外にどうあれば世界が変わるのか、までは見い出せていない。

補足

ちなみにXperiaを買った時から、会社のアプリケーション開発部の人たちに助言をいただき、Expansysというサイトで購入。輸入のため、関税料として本体料金とは別に家に届く時に多少プラスでお金が掛かるものの、携帯キャリアからの購入よりよほど安い。また、Moto 360 Womenに至っては、結局日本では販売されていない。日本未発売製品を輸入をするほかないという場合にオススメ。