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LightroomのRAW現像について学んだ

RAW現像ビフォー&アフターセミナー

理想の写真に近づく! RAW現像ビフォー/アフター ワークショップに行ってきた。

このワークショップは、理想の写真に近づく! RAW現像ビフォー/アフター パラメータビジュアルリファレンスという書籍との連動イベントとして開催された。

私もね、ずっとRAW現像はしてたんですよ、Lightroomで。Adobeにはお世話になっているし。普段からPhotoshopを使っているから、パラメータ(調整、設定)類が似ているLightroomは使いやすいだろうと。

ただ全くの自己流だったので、これを機に何か知れるといいなと思って参加することに。

基本は書籍の中に全部入っている内容

こう言うとナンだけど、普段から画像類を取り扱う仕事をしているので、自分で撮った写真を見た通りに出力(現像)するくらいは簡単だと思っていた。もちろん、思っていただけでなく実際そうだし、なんならPhotoshopを使って加工したらいいじゃん、くらいな。

だけど受けてみると、もっと効率的に現像をおこなえる方法や、Photoshopでは知り得ないパラメータ「明瞭度」のことなどを教えて貰え、大変ためになった。

そうそう、この記事の見出しに使った画像も、LightroomiPhone版)を通して現像をおこなった写真だ。

sample

写真左側が、超高画質になった(はずの)iPhone 7 Plusで撮った元写真。右側が、それをLightroomで現像をおこなって調整を加えたもの。

この記事の冒頭に置いた写真は、更にiPhoneのプロファイルを元にレンズの歪みを取り、更に(自動で)角度調整をおこなった。

普段iPhoneで写真を撮って、チャチャッとInstagramで加工してSNSに公開、としていたのだけど、インスタの加工ではここまでの精細さはない気がする。

この写真を撮った会場は、たしかに白熱電球系の証明で温かい雰囲気の会場ではあったけれど、左側のようなぼんやりした会場ではなかった。一見、左側でもイケてる感はあるけれど、現像してみるとその差は歴然。

これらの詳しい方法は、書籍の方に丁寧に書かれている。もちろん、Photoshopなどの画像加工アプリケーションを使ったことのない人でもわかるように。

「現像」って撮った写真をちょっとキレイに色調整するもの、という認識だったのだけど、ゴミを消したりもできるのね。

全っ然、知らなかったワザ

ビックリしたことが1つある。

前述した通りだが、私はもう随分Lightroomを使っている。一眼レフ(D5000)を入手して以来だから、2009年からもう7年。

なのに!このワークショップに参加するまで知らなかったのが、Flickrへの画像公開の方法。ずっとRAW現像作業から書き出し(JPG出力)をしたものをアップロード、が手順だと思いこんでいた。

だけどLightroomには、パッとFlickrへ画像を公開する機能がついているのね!!!!!

書籍本編の最後にも掲載されている(本編で書かれているのは、Facebookへの公開の例)のだけれど、サッと読んだのでは全然気づかなかった上に微妙にややこしい。これらの裏機能を知るためだけにであったとしても、RAW現像初心者にはだいぶ嬉しい書籍だと思う。

ところで、RAW現像のことを詳しく知ってから、ちょっとした変化が起こった。またRAW現像をするために、更に写真を撮りたくなるというもの。RAW写真を撮る人たちがよく言うアレだ。

理想の写真に近づく! RAW現像ビフォー/アフター パラメータビジュアルリファレンス

理想の写真に近づく! RAW現像ビフォー/アフター パラメータビジュアルリファレンス